ライブハウスに行くとドリンク代込みが多いけれどもなぜ?その理由について解説

ライブハウスに出かけたことはありますか?チケット代を購入するにあたって、「ドリンク代とセット」とされることが多いでしょう。結構どのライブハウスでもドリンク代込みの料金となっています。なぜドリンク代がついてくるのか、その理由について解説します。

飲食店のため

理由はライブハウスが飲食店だからです。こう言われると「おかしくない?」と思う人もいるでしょう。従来純粋な意味で「ライブハウス」運営するためには、興行場営業許可を受けないといけません。しかしこの興行場営業許可を得るためには、床面積の基準があります。あまり広くないところだと、許可されないわけです。そこで次の策として飲食店許可申請を行います。興行場営業許可と比較して認可を受けるハードルもぐっと低くなります。このため日本で営業しているライブハウスの9割近くが飲食店という形式で運営されているわけです。

ドリンクを出さないと飲食店にならない

飲食店として営業するためには、飲み物・食べ物を提供する必要があります。そこでドリンクを出して、お金をとる必要が出てきます。お客さん全員に飲食物を出さないとライブもできないので、チケットとドリンク代がセットとなるわけです。

売上の意味でも重要

飲食店として扱われているからドリンク代が必要というほかにも、現実的な事情も関係しています。それはずばり売上です。ライブハウスの収入を見てみると、中でも大きなウエイトを占めるのが箱代と呼ばれるチケット代です。お客さんが購入するチケットのほかにもホールレンタル料やノルマなども含まれます。ただチケット代だけですべての運営コストを賄えるかというと、その保証はありません。

なかなか会場を借りてくれるアーティストが見つからない時もあるでしょうし、お客さんが思ったように集まらないこともあるでしょう。何らかの事情で予定されていたライブが中止になることもあり得ます。このようにチケット代に上乗せしてドリンク代を徴収することで、運営に必要な売り上げを確保する意味合いもあります。

設備投資につながる

ある程度の売り上げを確保できれば、設備投資の資金にも回せます。音響機材を充実させることで、より良質な音楽を堪能できます。またそれ以外にも分煙装置の導入やドリンクの種類が充実するなど、お客さんにとって居心地のいい環境になるかもしれません。ドリンク代を支払うことで、店側とウィンウィンの関係を構築できます。

まとめ

こちらの意志関係なくドリンク代がついてくることに疑問に感じたことはありませんか?しかし上で紹介したように、ドリンク代をつけるにはいろいろな事情が関係しています。特にここ最近のコロナ禍によってライブハウスは苦境に立たされているといわれています。不要不急の外出を控えるように呼びかけられていることで、なかなかライブそのものを開催できなくなっています。厳しい経営のライブハウスを助ける意味でも、ドリンク代を支払いませんか?